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STEPS土のう工法施工上の注意

『土のう』は古くから使われている方法であるため、『高規格土のう工法』そのものも簡単に施工できると誤解されがちです。しかし、実際には正しい設計・施工・理論的な裏付け・経験等を必要とする『専門技術』であり、決して『見よう見まね』で採用できるものではありません。『似て非なる』ものとなります。どんな工法にも共通しますが、中途半端な知識で施工すれば、確実な性能を保証できませんし、危険が伴う場合もあります。

松岡は、本工法の普及については徹底的な学習が必要であることをすべての関係者に強調してきました。本工法を採用し、設計や施工をするに当たっては、土質力学・地盤工学と共に『土のう』工法の技術をしっかりと学んで理解し、確実に身に付ける必要があります。今後も勉強会等を通して、様々な方面で本工法をご活用いただけるよう援助していきたいと考えております。

高規格土のう工法「ソイルバッグ」の研究・開発者

名古屋工業大学名誉教授 工学博士 松岡 元

 

MEETINGS勉強会の開催

■場所

【名古屋会場】

〒451-0046 名古屋市西区牛島町2丁目5番トミタビル

パシフィックコンサルタンツ(株)中部支社 10F会議室

[JR名古屋駅桜通口下車徒歩15分(中央郵便局、逓信会館の通りを直進)]

 

■内容例(第7回勉強会 議事録より)

日時
2007年12月21日(金) 13:00~17:00
場所
パシフィックコンサルタンツ株式会社 中部支社 11F会議室
出席者
15名
内容題目:
1.先生挨拶
2.土質力学の講義(第5章 土のせん断)
3.ソイルバッグ工法に関する設計施工例、他の発表と討論
4.次回予告
1.先生挨拶
□ 1月末までにHPを開設する予定である。
□ 本工法を適正に本工法を適正に普及させるのが本会の目的であるが、そのためには土質力学の基礎学力をしっかり身に付けることがベースとなる。
□ 受身の姿勢ではなく、積極的に意見や考えを出していただきたい。例えば、設計マニュアル・施工マニュアルは会員有志からたたき台案を出していただいてみんなで討議する(先生も意見を述べて、決定版へ導く)。
2.土質力学の講義 「土質力学/森北出版」5章 土のせん断 pp. 149~161
講義の概要

・土のせん断試験
土のせん断試験には直接的にせん断応力を与えるものと、主応力をかけて間接的にせん断応力を与えるものがある。
□ 直接せん断型(室内試験):一面せん断試験、単純せん断試験、中空ねじり試験等
□ 間接せん断型(室内試験):一軸圧縮試験、三軸試験、平面ひずみ試験等
□ 直接せん断型(原位置試験):ベーン試験、原位置一面せん断試験等

・排水条件とせん断強度の種類
□ 非圧密・非排水せん断強度(UU試験)
□ 圧密・非排水せん断強度(CU試験)
□ 圧密・排水せん断強度(CD試験)
UU試験の場合、圧密時もせん断時も排水しないため、応力σを大きくしても土の間隙は小さくならずτfは一定となる。
CU試験の場合、せん断時の排水はしないが圧密時の排水はするため、応力σが大きくなると土の間隙が小さくなり、τfは大きくなる。せん断時に排水させないため、過剰間隙水圧uが発生し、有効応力はσ’=σ-u で表すことができる。
CD試験の場合、圧密時もせん断時も排水するため、過剰間隙水圧uが発生しないので(u=0)、有効応力σ‘=全応力σとなり、σが大きくなれば土の間隙が小さくなりτfも大きくなる。

ゴム風船をモデルにすると、非圧密・圧密条件、非排水せん断・排水せん断条件の現象をイメージしやすいので、配布されたテキストを引用する(松岡元著「土質力学」森北出版の最新版には付録の中にこの図が入っています)。

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3.ソイルバッグ工法に関する施工事例と現場試験の発表
1.本設土のう工法-低層住宅基礎への摘要-/松本安史 氏(積水ハウス)
2.加須市国道での施工事例/野本太 氏(野本建設)
4.次回予告 第8回ソイルバッグ勉強会(名古屋会場)の開催日時
日時:2008年2月29日(金)13:00~17:00
場所:パシフィックコンサルタンツ株式会社 中部支社 11F会議室
内容:土質力学の講義+ソイルバッグ工法に関する設計施工事例の発表レポート課題:
(1) : 講義内容の自分なりの要点のまとめと施工事例発表内容の感想
(2) : 特に、圧密時とせん断時の排水条件の違いによるせん断強度の違いを自分なりに理解し、まとめる(p159の表5.2の理解)
提出先 : 松岡元先生宅(〒486-0811 春日井市東山町4-8-14)へ郵送(メールでなく)
提出期限 : 2008年1月21日(月)(開催日の1ヶ月後)

2008年の開催日(毎月最終金曜日午後1時~5時、ただし12月だけは19日(金)、
東京会場;奇数月、名古屋会場;偶数月)。開催場所はそれぞれ同じ所です。